合格発表
明後日12月6日(金)は中小企業診断士2次筆記試験の合格発表です。 唐突に何のことだと思う方も多いと思いますが、実は私、昨年の春頃から「中小企業診断士」という資格を取得するための勉強をしておりました。今年の8月に行われた1次試験に無事通過し、最難関である2次筆記試験が10月下旬に行われました。 私が以前勤めていたショップを辞めて独立することを決意したのも、この資格の勉強がきっかけでした。 「中小企業診断士」という資格自体あまり聞き慣れないかもしれませんが、一応れっきとした国家資格です。わかりやすく言えば「経営コンサルタントの国家資格」ということになります。ただ、弁護士や会計士のように独占業務がないため、資格がなくとも経営コンサルタントは名乗れるし、中小企業診断士にしかできな業務があるわけではありません。 ではなぜそんな資格の勉強を始めたのかと言えば、単純に「面白そうだったから」です。中小企業診断士(以下、診断士)の勉強を始める前は、ひょんなきっかけで販売士1級の資格を勉強して取得したのですが、販売士で勉強した内容がほぼ丸々診断士の学習内容の一部に含まれており、販売士の延長線上に診断士があるようなイメージでした。診断士の資格の存在を知ったのも、販売士の勉強をしているときに調べ物をしていると診断士試験の情報が検索結果に出てくるためでした。 販売士では「小売業の類型」・「 マーチャンダイジング」・「ストアオペレーション」・「マーケティング」・「販売・経営管理」の5科目を受験します。 診断士では1次試験で「企業経営理論」・「運営管理」・「財務・会計」・「経済学・経済政策」・「経営情報システム」・「経営法務」・「中小企業経営・政策」7科目のマークシート方式、さらに2次試験で「組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」・「マーケティング・流通を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」・「生産・技術を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」・「財務・会計を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」の4科目の記述試験を受験します。 診断士の受験科目の多くに「経営」という単語が出てくるのがわかります。 販売士の試験でも経営に関する基本的な知識が問われるのですが、診断士ではこの経営に関する知識が最も重要で、他の科目のベースにもなります。 販売士で勉強した5科目は、診断士1次試験の「企業経営理論」と「運営管理」